歯科衛生士のあなたにしか出来ない!
口腔機能の低下により引き起こされる疾患が注目されていますが、この国民的課題解決は口腔ケアのプロフェッショナルである“歯科衛生士”こそが担うことができるのです。
私たちは国民の健康寿命延伸に寄与する
エキスパートを育成します!
ABOUT
高齢者摂食嚥下機能回復サポーター協会について
本会は、口腔機能低下症の改善に寄与するために、
高齢者の口腔ケアおよび摂食嚥下機能の回復をサポートする
歯科衛生士を養成することを目的とし設立いたしました。
2018年に口腔機能低下症が疾病として位置付けられ行政の指導の下さまざまな施策が講じられているものの目に見える形での成果が上がっていないのが現状です。
益々、深刻化する高齢化社会において歯科医療者(プロフェッショナル)による口腔ケアの充実・摂食嚥下機能の回復こそが誤嚥性肺炎のリスクを大きく減少させ、健康寿命延伸に寄与するものと我々は確信しております。
「いつまでも、自分の口から、美味しい食事を、楽しく食べる」ことを実現するために、高齢者医療において摂食嚥下機能の回復をサポートする人材を養成し医療現場に供給することで、社会に貢献することを目的に
本会を設立いたします。
2022年9月1日
協会としての今後の
課題・取り組み
口腔機能を維持する事が、健康寿命に大きく関わる事を多くの人に伝える
口腔機能低下症は、放置していると摂食嚥下障害や咀嚼障害となり、放置すれば全身的な健康も失う事となる。
2018年には口腔機能低下症が医療保険の対象となり、その重要性も認知されているにも関わらず、その実施率は数パーセントと患者さまにも伝わっていないのが現状である。
定期的な歯科検診が重要だが、高齢になるほど歯科医院に通えなくなる現状
口腔内を健康に保つ為には、定期的な歯科検診が重要で患者様にも通ってもらう必要がある。しかし、定期健診や口腔機能の回復訓練で患者様自身は回復した実感が薄く、器具を使った数値で表しても、健康を維持出来ている実感が少ない。このように通院モチベーションを保てない事も通院が続かない要因である。
通えなくなった患者様の自己ケアの現状
高齢者や障害者は筋力の低下などが原因で、しっかりとした歯ブラシによる自己ケアが困難である。8020運動の影響で歯が残っている高齢者が増えており、歯があることで発生する歯周病などの口内細菌が体の疾患に影響を及ぼす事や気づかない内に口腔機能低下症になる現状の改善。
訪問診療の重要性を伝える
口腔ケアが行き届かない事での歯周病やむし歯の問題、噛めない入れ歯を放置して使わない事での咀嚼機能の低下、飲み込む力が低下する事での誤嚥性肺炎のリスクが高くなる事、更には咀嚼が減ることで認知症の発症率にも影響があると言われており、歯科医院に通えない高齢者には訪問診療での口腔ケア指導が重要。
口腔ケアを行えるのは歯科医師・歯科衛生士
口腔内の健康状態を維持できるのは歯科医師と歯科衛生士であり、介護の現場で歯みがきをする介護士さん又は家族の方々の協力も必要となります。口腔内の健康を維持する事の大切さを伝え、口腔ケアを歯科医師と歯科衛生士が行うことで口腔機能低下症の予防、咀嚼嚥下指導、口腔細菌対策など、その内容は多岐に渡る。
歯科衛生士は歯磨きだけじゃない、摂食嚥下と誤嚥防止につながる訓練の実施も必要
在宅介護をうけている要介護や要支援の方はセルフネグレストが進んでいる人も多く、口腔ケアが後回しになっているケースも多い、口腔ケアと共に口腔体操を楽しんですることでオーラルフレイルの予防にもつながると考えます。口腔ケアプランの作成から実施まで、周りも巻き込んだケアを行う事も歯科衛生士にしかできません。そんな衛生士の研修プランも準備していきます。